NO NUKES

あたりまえに空気を吸って / あたりまえに食べて / あたりまえに笑って / あたりまえにくらす / あたりまえのことが / あたりまえでないから / あたりまえにしたいと / つながる

原発とめよう!九電本店前ひろば第1464日目報告【転載】

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【転載開始】

青柳行信です。4月23日。

【転送・転載大歓迎】

●ストップ再稼働!6.7 3万人大集会 in 福岡●
  ~川内原発のスイッチは押させない!~
チラシ・賛同・メッセージ・再稼働阻止の意思表示カンパ等
 ホームページ http://bye-nukes.com で。

☆原発とめよう!九電本店前ひろば第1464日目報告☆
      呼びかけ人賛同者4月22日合計3841。
原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】4月22日4名。
   川原滋子  荒木正子 丸山静子 高田裕子
★私たちの声と行動で原発・再稼働 は止められます。★
   <ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです。>

★ 横田つとむ さんから:
 青柳さん
お疲れさまです。
鹿児島地裁の決定は残念なものでした。
福井地裁の決定が あまりにも素晴らしかっただけに、おざなりの住民側の
申し立て却下は 腹立たしいものでした。
あんくるトム工房
川内原発 差止め認めず  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3447
水族館 ライブ     http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/3448

★ 橋本左門 さんから:
  ☆朝ぼらけ有明の月と見るまでに若狭の海に降らむ白雪
      (左門 2015・4・23-1000)
※昨日は鹿児島地裁が福井地裁の差止め判決に水を差す
決定を出しました。司法の場にも人格権に立脚しない者
がいることを示しました。原発銀座と言われる若狭湾の異
常な原発群が地域も日本も暗くしています。本歌の吉野の
里が「有明の月かとまがうように明るく白雪が降った」という
花鳥諷詠を楽しむことができる清らかな海に戻る日を望み
つつ。新たな思いを抱いて、詠みつづけます。

★ 田島 さんから:
川内原発再稼働差止めならず、不当決定
弁護団全国連絡会のページに、不当決定の要旨、決定文、弁護団声明が出てます。
 http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/15-04-22/ …

決定文は、昨日の規制委員会交渉で渡辺補佐が繰返していた主張のママ
https://pbs.twimg.com/media/CDKx0reWgAAEOqO.jpg:large

★ 岡本良治(しこふむ会代表世話人)さんから:
皆様
 川内仮処分決定の結果はまことに残念です。
 少し異なる視点からの感想を記します。

裁判では、地震動や津波や火山爆発など引き金的な事象の防止が可能かまだ不可
能かということと、、
 避難対策の実効性の有無は審議されたようです。
(まだ判決本文を入手していないので、)

 裁判だけではなく、新聞、テレビ、雑誌論文、インターネット上も
 過酷事故が実際に起きた場合の緩和(軽減)も極めて不十分であることはほと
んど話題にもなっていないことは 非常に残念な現状だと思います。
 1月18日の福岡核問題主催シンポジウム@福岡市内で、私は短い時間の講演で
強調しました。
 http://jsafukuoka.web.fc2.com/Nukes/kikaku/files/aa754b0b5b6f885e198986b16bbaa492-30.html

★ FoE Japanの満田 さんから:
川内原発、再稼働差し止め申請は「却下」という結果になりました。
債権者のみなさま、弁護団のみなさま、たいへんお疲れ様でした。
以下の脱原発弁護団連絡会のページから決定文を読むことができます。
http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/15-04-22/

いろいろな意味でひどい決定文ですが、とりわけ火山影響に関しては明確な「事
実誤認」が2つあります。
下記の噴火予知連の藤井会長のコメントがすべてを言い尽くしているます。
(NHKはウェブには掲載していても放送していないフシがあります。ぜひ拡散し
てください。
————
火山噴火予知連 会長「しっかり検討されていないのではないか」|NHKオンライン
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150422/k10010056571000.html

火山の専門家で作る火山噴火予知連絡会の会長で、東京大学の藤井敏嗣名誉教授
は、「今回の決定では、火山による影響について、『国の新しい規制基準の内容
に不合理な点は認められない』としている。しかし、現在の知見では破局的な噴
火の発生は事前に把握することが難しいのに、新しい規制基準ではモニタリング
を行うことでカルデラの破局的な噴火を予知できることを暗示するなど、不合理
な点があることは火山学会の委員会でもすでに指摘しているとおりだ。また、火
山活動による原発への影響の評価について、火山の専門家が詳細な検証や評価に
関わったという話は聞いたことがない」と述べました。

そのうえで藤井名誉教授は「カルデラ火山の破局的な噴火については、いつ発生
するかは分からないものの、火山学者の多くは、間違いなく発生すると考えてお
り、『可能性が十分に小さいとは言えないと考える火山学者が火山学会の多数を
占めるものとまでは認められない』とする決定の内容は実態とは逆で、決定では
破局的噴火の可能性が十分低いと認定する基準も提示されていない。火山による
影響については、今回の判断は、九州電力側の主張をそのまま受け止めた内容
で、しっかりとした検討がされていないのではないか」と話しています。
————
ニュース・ウォッチ9をチェックして、もし藤井会長コメントが放映されていな
ければ、ぜひNHKに抗議してください。
また、報道ステーションなど他局のニュース番組にも、
藤井会長をインタビューしろという働きかけをお願いします。

<電話によるご意見・お問い合わせ – NHKオンライン>
http://www.nhk.or.jp/css/goiken/call_center.html
<報道ステーション
http://goo.gl/VGf7vn
<少し補足>
要旨を読む限り、火山影響に関して、決定の明確な事実誤認は下記の2つです。

1.「原子力規制委員会は、本件原子炉施設に係る火山事象の影響評価について
も、火山学の専門家の関与・協力を得ながら厳格かつ詳細な調査審議を行ったも
のと評価できるから・・・不合理な点は認められない」
としていますが、これは誤りです。
川内原発の火山影響の審査過程で、火山学者は誰も招聘されていません。

2.「カルデラ火山の破局的な噴火の活動可能性が十分に小さいとはいえない
と考える火山学者も一定数存在するが、火山学会の多数を占めるものとまでは認
められない」

裁判所が何を根拠にこのようなことを言っているかは不明です。九電の鵜呑みで
しょうか?

上記の藤井会長のコメントは見事にこの部分をふっとばしていると思いますが、
たとえば、西日本新聞のアンケート調査では、以下のような結果になっています。
「火山活動 が 国 内 の 全 17原発に及ぼす危険性について、西日本新聞 が
全国の火山研究者にアンケートしたところ、

噴火被害を受けるリスクがある原発として、
九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)を挙げ た人が回答者29人のうち
18人に上り、最も多かった。・・・」
(2014/04/10付西日本新聞朝刊)
毎日新聞でも同様のアンケート調査を報じています。
そのほか、「要旨」を読んだ範囲で、気になった点を下記にまとめましたので、
ごらんいただければ幸いです。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1425519691097615&id=100009187927595
また、FFTVでのツイキャス映像は下記からごらんください。
http://twitcasting.tv/fukuroufoe_tv/show/

★ 金信明 さんから:
  転送します。
  永岡です、週刊現代の最新号(5/2)に、先週高浜仮処分を出された、樋口英
明裁判長左遷の記事がありました(40~43ページ)。
 本日、川内の仮処分は却下されましたが、樋口裁判長は本来なら次は名古屋高
裁に栄転のはずが、名古屋家裁に左遷と、記事にあり、しかし樋口さんは原発だ
けでなく、2014年にはパワハラが原因で自殺したという画期的な判決を出して、
また政治家の政務調査費にも厳しい判断をするという方でした。
 井戸謙一さんは、樋口さん、3年での異動は定期人事であるものの、家裁行き
は、裁判所の上層部として、高裁に行かせた区内と言う意向があったと指摘さ
れ、明治大の西川伸一さんも、降格人事と語られます。

 井戸さん、裁判官でも、異分子と見られたら、出世にかかわり、再稼動を止め
たらレッドカードを裁判所から出されると言われます。
 そして、昨年の大飯差し止めも、高裁、最高裁でひっくり返されると、西川さ
んも言われます。
 つまり、樋口さん、言わば命を賭して原発を止められたのです。
 記事の副題は、最高裁、高裁のお偉い方は原発が大好きとあり、実際、最高裁
で原発容認の判決を書いた裁判官が東芝に天下った例もあります。この国は、到
底先進国ではなく、司法制度は独裁国家のままと見ざるを得ません。

 私も、行政訴訟を多く経験し、その中には、人権に配慮した判決を書いた裁判
官が、その直後更迭されたのを見たこともあります、そんな中、捨て身で原発に
立ち向かわれた樋口さんに、心より敬意を評します。今度は、国民一人一人が樋
口さんになり、原発と闘うべきです。 この記事に関して、日刊サイゾーで、元
週刊現代の編集長、元木昌彦さんも評価されています。
 http://www.cyzo.com/2015/04/post_21591_5.html

  元木さんは、3・11に東電の接待旅行に行った人ですが、同じく行って、今や
原子力マフィアの手先と化した、花田凱紀氏(WILL編集長、雑誌クラッ
シャー(c)西原理恵子さん=例のマルコポーロ以来、編集長をした雑誌はことご
とくつぶれ、今や極右勢力や原子力マフィアの支援で成り立つWILLをやって
いる)とは異なります。元木さんは、小出先生の研究室も訪問されたということ
です。
 このコラムで、元木さん、文春の沖縄たたきへの批判もされています。
  この号に、村上春樹さんが、原発より交通事故のほうが危ないと言う意見への
異論に関する記事もあり(58~59ページ)、記事では、こういう意見も紹介しつ
つ、次世代に危険なものを残す原発への批判が、鎌仲ひとみさんや安斉育郎さん
により紹介されています。
 この、原発より、交通事故というのは、チェルノブイリのときより原子力マ
フィアが言っていたことで(どころか、今はなき民社党も言っていた)、原発が
ないと電気が足りないと言うのと同じ脅しであり、自衛隊なしで、日本が守れる
のかと言う脅しとも同じです。
 繰り返しますが、核エネルギーは、ウラン濃縮というとんでもないエネルギー
浪費工程を要し、発電機関としては原発は役立たず、目的は核兵器材料のプルト
ニウム入手にあります。
 なお、川内仮処分が却下された件は、日刊ゲンダイの記事が、もっとも説得力
がありました。
 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159248

 さらに、週刊現代のこの号に、安倍内閣が、シャープを潰すなとしているとの
スクープが、冒頭にあります。
 シャープは、パナソニック、三洋と並ぶ関西の電機メーカーですが、負債1兆
円!赤字2000億と、完璧に破綻ですが、シャープが潰れたら、アベノミクスの破
綻を証明してしまうと、官邸がシャープ支援のため銀行などに働きかけていると
いうのです。
 シャープは、経産省の政治案件と化して、これにより、安倍総理の体調不良も
噂されるというのです。
 皆様にも申し上げるまでもありませんが、アベノミクスは博打経済で株を上げ
たのみ、今日も、毎日放送のニュースで、徳島にて、1万円の商品券で12000円使
えるというのに客が殺到し、売り切れで苦情であり、これが、庶民の実情です。
 アベノミクスの根幹には、核産業の輸出によるぼろ儲けがあり、これを、許し
てはなりません。
  なお、週刊誌と言うと、毎日新聞に、女性週刊誌が社会問題を取り上げていて
話題との記事がありました。
 http://mainichi.jp/shimen/news/20150422dde012040006000c.html

  私もこの前、喫茶店で女性自身を見たら、安倍批判や、ニューヨークタイム
ス東京支局長のマーティン・ファクラーさんの安倍批判など、大変な内容で、こ
れ、官邸の提灯持ち記事で生き残ろうとするオヤジ雑誌とは異なります。
 今や、テレビ、新聞が安倍政権の提灯持ちと化した中、ゲリラ的に活躍する週
刊誌や、日刊ゲンダイのようなメディアを応援したいです。

★ たんぽぽ舎 さんから:
【TMM:No2467】
2015年4月22日(水)
┏┓
┗■.核発電所と言い換える試みは大事です。
 |  「核廃絶」を掲げてきた原水禁運動の立場から、「脱原発」ではなく
 | 「ノーニュークス」=「核利用の禁止」「核廃絶」とはっきり言いたい
 └──── 井上 啓(元原水禁、東京在住))

 私も事の本質を表現する正確な『言葉」を使うことに賛成です。
 英語でニュークリアプラントと表現するのは、核施設ということで爆弾製造も
発電でも本質は変わらないということなのでしょう。
 ヒロシマ、ナガサキと水爆実験被害の体験から、原水爆(核兵器)製造利用
(殺人目的)と区別するために使い始めた「原子力の平和利用」=原子力発電。
 最初はどのように使われていたかはっきりしませんが、いつの間にか核=兵器
原子力=電気というように刷り込まれ、共通する危険、人間の手には負えない
「放射性物質製造装置」と「放射能公害」について「目隠し」されてのです。
 村上氏の言うとおり「核発電所」と言い換える試みは大事だと思います。
そうであるなら、「核廃絶」を掲げてきた原水禁運動の立場から、「脱原発」で
はなく「ノーニュークス」=「核利用の禁止」「核廃絶」とはっきり言いたいと
思います。自らの想いを自らの言葉で表現することは大切です。マスコミのなが
す言葉の中にごまかしを感じたとき、はっきりさせる努力をしましょう。
言葉の遊びで目先をかわしている典型的な方が政府の頂点にいます。
 ※4月20日の原稿に寄せられた文章です。

┏┓
┗■.新聞より
 └────

◆川内は再稼働差し止め認めず 高浜と異なる判断  鹿児島地裁

  九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の地震対
策は不十分として、周辺住民らが再稼働の差し止めを求めた仮処分申し立てで、
鹿児島地裁(前田郁勝(いくまさ)裁判長)は二十二日、却下する決定をした。
原発の新規制基準に不合理な点は認められないと判断した。関西電力高浜原発
3、4号機をめぐる同様の仮処分申し立てでは、福井地裁が14日、「新基準は合
理性を欠く」として再稼働を認めない決定を出しており、判断が分かれた。住民
側弁護団は福岡高裁宮崎支部に即時抗告する方針。
        (4月22日東京新聞より抜粋)

★ 内富 さんから:
【今こそ本土から圧倒的な沖縄・辺野古連帯の支援を届けましょう!】
 辺野古反対のリーダー、悪性リンパ腫で闘病へ

連日の激闘の末、辺野古新基地建設反対運動の現地指導者である山城博治さんが
病に倒れられました。ご回復を心より祈念いたします。

「この日、山城さんは涙をにじませながら、マイクを握った。「厳しい闘いは続
くが、県内、全国の仲間がいる。海に石一つ投下させては駄目だ」。若いころか
ら自分を奮い立たせてきた「ケ・サラ」を歌った。

 突然の報告に、目を赤く腫らす人も多かった。激励の歌やあいさつ。「負ける
な博治」と、シュプレヒコールも上がった。留守を預かる平和運動センターの大
城悟事務局長は、「博治さんが戻るまでゲートを守っていこう」と力を込めた。

 「本当に悔しい。こんな時にベッドの上なんて」と漏らした山城さん。振り払
うように、「行動の基本はできている。資材のトラックが来ても、みんなが止め
てくれる」と後を託した。握手を求める人の列は、なかなか途切れなかった。」

辺野古反対のリーダー、悪性リンパ腫で闘病へ
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=112482

2015年4月21日 14:08

辺野古で抗議を続ける山城博治さん(62)が病気療養することに
悪性リンパ腫が進行しており、少なくとも数カ月は闘病に専念する
同じ沖縄平和運動センターの大城悟事務局長が留守を預かる

新基地建設に反対する市民らに、療養後に戻ってくると語る山城博治さん
(右)=20日、名護市辺野古

 「悪性リンパ腫が進行していて、すぐにでも治療を、と医者に言われた。病気
を乗り越えて、一日でも早く帰ってきたい」

 沖縄平和運動センター議長の山城博治さん(62)が20日、突然告白した。
通い慣れた名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前。共に闘ってきた仲
間に行動継続を呼び掛けた。21日に再度ゲート前を訪問した後、少なくとも数
カ月間は闘病に専念する。

 20日、病院で検査結果の説明を受けた山城さん。家族と相談し、「黙ってい
なくなったらかえって心配を掛ける」と、その日のうちに公表した。

 今年に入り、沖縄防衛局の資材搬入を警戒する24時間態勢の行動が始まっ
た。山城さんは真冬の仮設テントで1カ月以上寝泊まりしながら、健康不安とも
闘っていた。一時、首は腫れ上がり、胃の痛みも自覚していた。

 いろいろ検査を受けても、病名ははっきりしなかった。「自分の体がどうのこ
うのじゃない。運動の今この時期だけはやめてほしい」と、祈るように話したこ
とがあった。

 この日、山城さんは涙をにじませながら、マイクを握った。「厳しい闘いは続
くが、県内、全国の仲間がいる。海に石一つ投下させては駄目だ」。若いころか
ら自分を奮い立たせてきた「ケ・サラ」を歌った。

 突然の報告に、目を赤く腫らす人も多かった。激励の歌やあいさつ。「負ける
な博治」と、シュプレヒコールも上がった。留守を預かる平和運動センターの大
城悟事務局長は、「博治さんが戻るまでゲートを守っていこう」と力を込めた。

 「本当に悔しい。こんな時にベッドの上なんて」と漏らした山城さん。振り払
うように、「行動の基本はできている。資材のトラックが来ても、みんなが止め
てくれる」と後を託した。握手を求める人の列は、なかなか途切れなかった。
(比屋根麻里乃、阿部岳)

★ 前田 朗 さんから:
まさに大和魂、卑劣な逃げ込み勝利
http://maeda-akira.blogspot.jp/2015/04/blog-post_22.html

★ 色平哲郎 さんから:
「責任ある市民のための思考の古典」「いかに参加するか」
書評三つ

(書評より)お気楽な凡庸から責任を伴う高貴へ
「政治を政治屋にまかせっきりにしてはいけない。国民は政治に参加せねばなら
ない」
よく聞く言葉です。ではどう参加したらよいか。この問いに答えるのは、難し
い。しかしオルテガの炯炯とした洞察が、歴史を通じて問われてきたこの問い
に、迫力ある答えをだしています。

オルテガのいう「大衆」とは「庶民」とは違います。「大衆」とは「凡庸な精神
が自己の凡庸であることを承知の上で、大胆にも凡庸なるものの権利を確認し、
これをあらゆる場所に押しつけようとする」人々のことです。

民主主義は、衆愚政治に陥りやすい。なぜなら、担い手は凡庸さに開き直り、あ
まつさえ、あらゆる場所にその凡庸を押しつけるから。この問題はプラトンも指
摘し、ニーチェが「最後の人間」に象徴したとおりですが、全く今この時代の課
題でもあります。
このどんづまりの状況をどうすればいいのか。

オルテガは、「選ばれた少数派」の登場にかかっていると訴えます。選ばれた少
数派とは、単なるエリートのことではありません。社会階層に関係なく「たとえ
自分に課した高度の要求を果たせなくても、他人よりも自分に厳しい要求を課
す」気概ある人達のことです。

アングロサクソンにおいて、その気概は「ノブレス・オブリージ」となって表
れ、我が日本では「武士道精神」となって花開きました。今の言葉を使えば、
「公」に貢献し、「公」を護る意識に通じるのではないか。

マキアベリの君主論が、「為政者のための政治手法の古典」とすれば、この本は
「責任ある市民のための思考の古典」と言えると思います。「いかに統率する
か」リーダーからの視点でなく、「いかに参加するか」という国民からの視点で
書かれた政治参加論とも言えましょう。

政治論にとどまらず、文明と人間への秀抜な考察を加えています。この値段で、
文明と人間の洞察のオンパレードを楽しめるなんて、読んでソンはありません!

(書評より)魅惑の文体、真摯な内容、しかし反作用も
スペインの思想家オルテガが1930年に著した書。その書名「大衆の反逆」は
以前から聞いたことがあったが、そのなんか大仰な響きに気後れして、なかなか
読むことがなかった。ひょんなことから読んでみると、その読みやすさ、どこか
詩的な文体、捉えたら離さない語り口で、最後まで一気に通読してしまった。

ここで「大衆」とされているのは、他のレヴュアーさんも仰っている通り、実社
会の特定の階層を指しているのではなく、その特有の諸属性を持った人々のこと
だ。対照的に挙げられている「貴族」も同様に特定の社会階層の人を指すとは限
らず、「大衆」と正反対の諸属性を持っている人々、特に、自分より高次の何事
か・何者かに奉仕の念を持って判断・行動し、他人に対してより自分に対して多
くを求め、課している生き方を何度も強調している。

非常に求心力の強い語り方が最後まで続き、わが身を振り返って身につまされる
こと、反省すべきことを多々感じた。しかし同時に、この書で説かれている事
柄、語り方は社会的高所に立つ人々が下々の人々に向かってそれを用いた場合、
非常に抑圧的に、統制の強化を正当化してしまうのではないか、本書の内容に相
違して、オルテガの言説もファシズムと強い親和性を持ってしまうのではない
か、とも思えてくる。個人個人が読んでそれぞれの内面をチェックするのにはと
てもいい本だが、統制者がここでの議論を被統制者に向かって押し付けると嫌な
感じになるだろうな、と少し危惧も覚えた。とはいえ、読んでタメになるし、自
戒の気持ちも抱ける名著なのは間違いなし。

(書評より)古典にしては読み易い
『社会学がわかる事典』-森下 伸也 (著)p.136にオルテガの大衆観がまとめられ
ているので、それを引用しつつ紹介します。

↓大衆の特徴

“1.非常に均質的・画一的で、突出した個性を持たない。
2.何事においても他律的で、他人や世論に同調し、あるいは自分に同調を求める
「烏合の衆」である。
3.理想や使命感や向上心など無縁の存在で、自分の現状に満足しきっている。
4.文明の恩恵が自動的に享受できるのを当たり前と思っており、文明や伝統に対
する畏敬や感謝の念、また、未来に対する責任感を欠いた「忘恩の徒」である。
5.自分たちが一番偉いと思い、自分たちのわがままをどこまでも押し通そうとす
る「駄々っ子」である。
6.精神性などかけらも無く、物質的快楽だけを求める「動物」である。
7.以上のような自分たちのあり方を、何が何でも社会全体に押し付けようとする
「野蛮人」である。”

この特徴を逆転させたものがエリートだが、
オルテガは、上記のような大衆が主権を持っただけではなく、
エリートたるべき指導的階層の人間が大衆化していることが問題だと考えた。

また、オルテガはファシズムやボルシェヴィズム等の反自由主義体制が、
 「時代錯誤」(p.116)である点を指摘し、強く批判しています。

↓本書(大衆の反逆)より抜粋

サンディカリズムとファシズムの相の下に、はじめてヨーロッパに、
理由を述べて人を説得しようともしないし、自分の考えを正当化しようともしな
いで、ひたすら自分の意見を押しつけるタイプの人間が現れたのである。
これは新しい事実だ。理由をもたない権利、道理のない道理である。
この新しい事実の中に、私は、資格もないのに社会を支配する決意をした
新しい大衆のあり方の、もっとも顕著な特色を見るのである。
(p.86)

ボリシェビズムとファシズムは、二つの偽りの夜明けである。
明日の朝をもたらすのではなく、何度も経験された昔日の朝をもたらすのである。
(中略)
われわれが十九世紀の自由主義を乗りこえる必要があることは疑う余地がない。
ところが、それはまさに、ファシストのような反自由主義を宣言する人間にはで
きないことである。
なぜならば、それは―つまり、反自由主義あるいは非自由主義は―
自由主義以前の人間のとっていた態度である。
(p.113-114)

この論文で私があえて主張しようとしている最大のことは、
革命あるいは進化は歴史的現象であってもらいたい、
時代錯誤であってはならない、ということである。
(p.116)
しのはら孝blog: 【TPP交渉の行方シリーズ28】
TPA法案提出は成立の見通しとは別物-TPAを通すために焦るフロマン(4-2)
- 15.04.21≪ 【TPP交渉の行方シリーズ27】
http://www.shinohara21.com/blog/archives/2015/04/tpp28tpatpa42150421.html

<TPA法案がやっと提出される>
与野党の協議はさっぱりまとまらず、2月に提出すると言われていたTPA法案が延
び延びになっていた。ところが4月16日、審議もしないのに公聴会を開くという
変則的なスタートを切った。拙速な審議に批判が続出しているようである。けれ
ども、ハッチ上院財政委員長(共和党)、ワイデン筆頭理事(民主党)、ライア
ン下院小委員長(共和党)の3人の協同提案で、且つ上院下院に同時に提出とい
う変則的な形になっている。焦りに焦った上での急ごしらえの提出である。

<民主党の大半が反対・共和党の保守派も反対>
、、、
上院議員の選挙は3分の1ずつ2年毎に行われるが、下院議員選挙は2年毎に行われ
る。従って下院議員の方が有権者の声に敏感である。民主党でもある程度賛成が
おり、ワイデン議員は賛成だったが、地元オレゴンの労働組合等から突き上げを
くらい、相当ぐらついていた。
<上院は通っても下院は通る見通しは低い>
<アメリカの法案成立率は僅か2~5%>

-----集会等のお知らせ------

●=鹿児島薩摩川内(せんだい)原発再稼働反対の声をあげよう=●
     http://youtu.be/NrMdvBrFo48

●●
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004132171448

●「さよなら原発!福岡&ひろば」ホームページ●
http://sayonaragenpatu.jimdo.com/

● 「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)●
   第12回裁判判 4月24日(金)14:00から 佐賀地裁
         原告総数 原告総数 9150(4/9現在)
  ホームページ http://no-genpatsu.main.jp/index.html

●ストップ再稼働!6.7 3万人大集会 in 福岡●
  ~川内原発のスイッチは押させない!~
    福岡市舞鶴公園: 福岡市中央区城内1番
     地図 http://tinyurl.com/n6wl32h

  1)日時 5月19日(火)18時30分~21時
  2)場所 福岡市人権啓発センター
        福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号(あいれふ8階)
      地図 http://www.kenkou-support.jp/access/

 <> 大成功のため

  賛同・メッセージ・再稼働阻止の意思表示カンパ等
 HPホームページ http://bye-nukes.com で登録よろしくお願い致します。
  HPへの投稿・意見は info@bye-nukes.com

○-----------------------------○
         ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
     午前10時から午後4時。(土・日曜・休日は閉設)
      ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
         場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
    地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
        ★☆ (ひろば・テント080-6420-6211青柳) ☆★
          <facebook、twitter、ブログ等で拡散よろしく>

************************
〒812-0041
福岡市博多区吉塚5-7-23
      青柳 行信
電話:080-6420-6211
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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【転載おわり】

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